ナウプノンペン

野田首相、東南アジア諸国連合から帰国ナウプノンペン一覧へ

カンボジアアセアン会議
21日、プノンペンで開催されていた東南アジア諸国連合と日中韓(ASEANプラス3)の首脳会議に出席した野田総理が帰国しました。直前に突然の宣言をした総理、もはや建設的な話もないだろうと思っていましたが、その通りだったなというのが感想です。

今月5日には野田首相はラオス・ビエンチャンで開催されたアジア欧州会議(ASEN)首脳会議でフンセン首相と会談を行っておりましたので、今回は個別での会談はなかったようです。その時は東アジア安定のため島の領有権争いにご理解ください、との話をしたとのことでしたが・・・・。でも当のカンボジア、東南アジア諸国連合では今年議長国ですが、常に中国に考慮した声明を出すことで親中国家とのイメージを与え続けています。今回の会議でも議長声明に中国と領土問題で関係が悪化してるフィリピンがそれは決まった話じゃないでしょ、原案がなんで削除されてるの?と内輪揉めを見せていましたね。前入りで乗り込んで来て、自国に有利な話になるよう色々根回ししていた中国と意見が合わなかったようです。結局は主要議題となった中国と一部加盟国が領有権を争う南シナ海問題について、中国側の意向に沿った形で、全ての議論が事実上棚上げされた形になりました。

ではフンセン首相って中国よりな方なんでしょうか?元ポルポト派の軍幹部でしたがやり方のエスカレートに驚愕、ベトナムに逃亡後、ベトナムの支援のもとポルポト派を追いやり政権中枢にたどり着いた方なので基本ベトナムよりの政治家だと思いますが、中国による積極かつ圧倒的な投資は1990年に緩和されたカンボジア華僑の国内経済活動を加速させ、彼らなしではカンボジア経済は成り立たないようになりつつあります。今現在ではカンボジアと中国の関係はアセアン諸国でも群を抜いた状態になっており、中国には頭のあがらないといったとこでしょうか。

上海でも昨年までは全く聞かなかった現法閉鎖の話も、最近は聞くこともちらほら。撤退も撤退で手続きだけでもいろいろ面倒ですからね。でも撤退先はカンボジアではないようですが、今後チャイナリスクワンの候補として挙がっているカンボジア。日本からの投資も増えるでしょうが次期政権にはカンボジアを投資しやすい環境にする政策を望むばかりです。

寄稿 M・M

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