ナウプノンペン

カンボジアでの最低賃金をめぐる話ナウプノンペン一覧へ

安倍首相がカンボジア、ラオスを歴訪
生産拠点を移す際に、コストを下げるためという理由がよくあげられますが、そのコストには人件費以外にも原材料や部品などがストレスなく調達できるか?なども入ってきます。カンボジアの場合は他のアセアン諸国や中国、また日本から持ち込むといった選択がほとんどです。つまり産業育成がまだまだであるため、加工部品などの現地調達が難しいのです。ただしこの点に関してはインフラ整備でなんとかカバーできるとは思いますが、、、、問題は人件費。

現在、カンボジアでの一般労働者の定められた最低賃金は80ドルです(隣国ベトナムでは113ドル、バンコク197ドル)。昨年5月に61ドルから80ドルに引き上げられました。カンボジア政府は最低賃金を今後5年間で倍増させるとの計画をすでに発表しております。ということは2018年には160ドルということです。

労働環境の改善を求めるストは当然の権利だとは思いますが、昨年より続いている工場労働者のデモではついに死者を含む多数の負傷者を出す事態となってしまいました。野党・救国党の反政府デモの動きと連動してしまったためです。予想外に議席を獲得した救国党は若者を中心に支持を集めており、カンボジアの一種の起爆要因になりつつあります。

ここを国としてどう克服するかで、今後の発展スピードも変わってくるのは言うまでもありませんが、160ドルってどうなんでしょ・・・・ね。

寄稿 M・M

カンボジアでの会社・法人設立について

カンボジアでの証券口座開設に興味のある方はこちら